管理事務所
2013年に建て替えられたログキャビンは入場受付のほかフライや釣り小物も販売しています。食事や休憩にくつろげる冷・暖房(薪ストーブ)完備のスペースもあります。釣りをされないご家族は、好きな本を持参してお越しください。Wi-Fi&コーヒーのサービスがございます。

釣り場と放流について
全長4kmの自然の流れをそのままを利用した「フライ&テンカラ」専用の管理釣り場です。3ヶ所ほど人工的に造ったプールが点在します。プールには多くの魚がストックされているため、ビギナーの方にお勧めです。しかし、川幅が狭く小さな流れの釣場ゆえ、魚はスレていて簡単に釣れるということではありません。しかし、入場数の少ない日は数名で全エリア4kmを独占できます。週末の多い日でも30名程度のため、釣る場所に困ることはありません。ハッチの多いシーズンにはスーパーライズに遭遇して至福の時間を楽しめる時があります。シーズン初期からドライフライで狙う釣り人が多く見られます。

放流は、月に3~4回全エリアに均等に放流します。放流魚種はマスとヤマメです。〔マス10 : 6ヤマメ〕の割合で毎回放流するので、ヤマメの多い釣場となっています。魚の仕入れ先の養魚場を厳選し、ヒレの綺麗な魚を養沢専用に選別してもらい提供していただいております。 また、シーズンオフ(12月上旬~2月末)には、川に残った魚に週1回エサを与え、オープン当初からヒレピンのコンデションの良い魚を提供できるよう取り組んでおります。


①事務所下(じむしょした)
ここは毎年人工的に造成されるため年によって広さと深さが変わります。いつもライズがあるものの釣り人が多く魚がスレている難しいポイントです。

 


②下弁天(したべんてん)
下養沢橋の下流側を下弁天、上流側を上弁天(うえべんてん)と呼びます。魚影が濃く釣りやすいポイントのため釣り人が多いときは難易度が上がります。

 


③坂東橋(ばんどうばし)
比較的釣り人が少ないポイントで、先行者がいなければ良い釣りが楽しめます。川幅が狭く危険な場所もあるため川歩きに慣れている方にお勧めします。

 


④西野橋(にしのはし)
橋の直下のプール、上流側のフリーストーンともシーズンを通して安定した実績があります。岩陰に大物も潜んでいます。上流側は別名「中沢の井戸」と呼ばれます。

 


⑤立岩(たていわ)
かつて底が見えないほど深い淵でしたが年々埋まって小さくなってしまいました。一見すると釣りやすそうですが降りてみると何とも狙いにくい・・・腕に自信のある方はどうぞ。

 


⑥海入道橋(かいにゅうどうばし)
上流側から見た橋の下流です。立岩から橋の直下まで続く落差のある流れは大物が潜みます。上流側はフラットなヤマメの瀬が続きます。

 


⑦養沢センター上(ようざわせんたーうえ)
瀬、渕、大岩と変化に富んだポイントが続きます。被った枝の下、岩陰、足下のえぐれなど他人と違うポイントを狙えるのがここの面白さです。モンスターもいます。

 


⑧宝沢(ほうざわ)
写真の右側から流れ込んでくるのが宝沢です。このあたりは駐車場から遠いので歩かなくてはなりませんがその分釣り人は少な目です。のんびり楽しみたい方いかがでしょう。

 


⑨天王岩(てんのういわ)
夏になると下流側が養沢センターのバーベキュー場になります。ここから上流の松葉まで変化に富んだ瀬が続きヤマメの好ポイントです。

 


⑩松葉(まつば)
細長いプールはいつもライズがありますが流れが緩い上に枝が被って難易度は高いです。ここから上流、木和田平橋まで道路から離れた静かな流れになります。

 


⑪木和田平橋(きわだだいらばし)
橋から下流の様子です。この小さな瀬にもヤマメがついています。なるべく水に入らないように静かにアプローチしてみてください。

 


⑫早渕(はやぶち)
日当たりが良くシーズン初期からライズがあるポイントです。入れ替わり立ち替わり釣り人が攻めるので他の釣り人が狙わないようなスポットを狙うのも成功の秘訣です。

 


⑬平和橋(へいわばし)
3月の梅、4月の桜と春が似合う穏やかな場所です。暖かくなったら連続する小さな瀬を丁寧に狙うのも良い方法です。思わぬ所にヤマメがいます。

 


⑭神谷橋(かみやばし)
橋の下のフラットな流れは身を屈めて繊細に、上流側の流れ込みは豪快なロングキャストでお楽しみください。巻き返しのドリフトも腕の見せ所です。

 


⑮栗の木(くりのき)
一見釣りやすそうでも釣り方によって大きく差が出るポイントです。ここで一番大事なのはストーキング、身を屈めて静かに狙ってみてください。

 


⑯遠藤前(えんどうまえ)
残念ながらエンドウ商店は営業を止めてしまいましたがパンをかじりながら眺めた流れは健在です。ヤマメ狙いなら上流側の流れ込みは見逃せませんね。

 


⑰ポンプ小屋(ぽんぷごや)
いつもライズがあるのに道路の対岸側に流心があるため案外釣りにくいポイントです。手前側の巻き返しをどうやってクリアーするかで大きな差が出ます。

 


⑱神社下(じんじゃした)
道路の上に日天(にってん)さまと呼ぶ神社があります。このあたりから谷が深くなり本格的な渓流釣りの雰囲気が味わえます。枝に注意してお楽しみください。

 


⑲西平(にしったいら)
お年寄りに言わせると「にしったいら」だそうです。駐車場のすぐ下から緑のトンネルが続き、新緑、深緑、紅葉と季節を楽しめるポイントです。

 


⑳神谷堰堤(かみやえんてい)
下流域の明るい流れとは別世界で昼間でも心細くなります。左右の岩際、中央の岩周りは見逃せないポイントです。明るいうちにどうぞ!

 


㉑堰堤上(えんていうえ)
ここから上流を「上流域」と呼び、ヤマメの比率がやや多くなります。上流の鏡沢までこんな瀬が続き、小さなスポットからきれいなヤマメが飛び出します。

 


㉒製材所(せいざいしょ)
製材所裏のプールからこんな瀬が続きます。川岸が狭く魚は人影に敏感です。なるべくロングキャストで一つ上の流れを狙ってみてください。

 


㉓鏡沢(かがみざわ)
プールのすぐ上流の右岸側から鏡沢が流れ込んでいます。ここから高橋までのカーブは釣り場の中で最も人が少ない区間です。

 


㉔高橋(たかはし)
高橋の下は通れないので上流側にも降り口があります。流れが小さいので先行者がいたら少し距離を置きポイントを休ませながら釣ることをお勧めします。

 


㉔石舟(いしぶね)
下流にある大きな岩を石舟と呼びます。道路から近く比較的釣りやすいため魚はややスレ気味、ストーキングとキャスティング技術が要求される区間です。

 


㉕赤保谷(あかっぽや)
落ち込み瀬、プールとヤマメの好ポイントが続きます。足場も悪いので頭上の枝ばかりに気を取られず足元にも十分ご注意ください。

 


釣り場の最上流部、釣場の区間はここまで、赤い大岳橋が目印です。ここで川は御岳沢と大岳沢に分かれ、それぞれ秋川漁協の遊漁券が必要になります。